天体逃避行記

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フェルメール展

フェルメール展~光の天才画家とデルフトの巨匠たち~
へ行ってきました

フェルメール展公式サイト
http://www.tbs.co.jp/vermeer/


去年の冬に国立新美術館で開催されたフェルメール 「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画 展を見たのですが、あのときは『牛乳を注ぐ女』1点だけしか来ていなくて他の絵画も見たいと思っていました。
本当はもっと早く見にいこうと思っていたのですが…結局ぎりぎりになってしまいました

牛乳を注ぐ女
『牛乳を注ぐ女』アムステルダム国立美術館、1658~1660年頃

今日知ったのですが、フェルメールの絵画は30点ほどしか現存していないそうです
しかしそのいずれも緻密な構図を持ち、柔らかい光によって描かれたオランダを代表する絵画なのです
この美術展には7点の作品が来ていました。もともとフェルメールの作品は外に出ることはめったにないらしいので、貴重な体験になりました

7点の作品のなかでも『手紙を書く婦人と召使い』『リュートを調弦する女』『ワイングラスを持つ娘』がとくに印象に残っています

手紙を書く婦人と召使い
『手紙を書く婦人と召使い』アイルランド国立絵画館、1670年頃

ワイングラスを持つ娘
『ワイングラスを持つ娘』アントン・ウルリッヒ美術館、1659~1660年頃


これぞフェルメール!といった感じで、いずれも窓から差し込む柔らかい光と遠近法を用いた部屋の構図があり、人物がそれぞれ独特な表情を持っている作品です。
フェルメールの絵画は修復の過程で描き直しがみつかることが多いと聞いたことがあります
それだけ構図にはこだわっていたのですね
そして、彼の絵画は不思議とストーリーが見えてくるのが魅力的です
代表作である『手紙を書く婦人と召使い』には床に落ちた手紙や召使いの表情などが、絵画の中の物語を連想させます

最後にフェルメールの全作品の原寸コピーが紹介されていましたが、ほとんどの作品に窓から光が差し込む描写があり、さらにそのうちすべてが左から光が差し込んでいることに気づきました
これは作家のクセだと思いますが、フェルメールは左からの光が心地よいと感じたのでしょう

17世紀、レンブラントをはじめとしてオランダの絵画は黄金期を迎え美術の中心となっていきました
この美術展ではフェルメールの絵画の他にもオランダ、デルフトの画家の作品が展示されていました
レンブラントの優秀な弟子であったが、後にデルフトに移ったファブリティウスの絵画は『楽器商のいるデルフトの眺望』に見られるように遠近法を巧みに用い、騙し絵的な奥行きがありました
婦人と子供に焦点をあてた風俗画を巧みな構図のなかに描いたデ・ホーホはフェルメールと同年代の画家で、少なからず影響関係にあったことが伺えます

とてもためになる美術展だったと思います
できればレンブラントが見たかったのですが…贅沢は言えません
いつか来日してくれることを心待ちにしています
オランダへ直接見に行ってしまうのもいいかもしれませんね(笑)
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思いつきでふらふら、好きなことをして生きている学生です。
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