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アイスランド国家崩壊の危機

世界経済減速の影響下でアイスランドが危機的な状況にあると盛んに報道されていますが、これらのニュースはとても興味深いです。

関連記事:
アイスランド国家崩壊の危機 GDP10倍超の借金
izaβ版
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/europe/195508/
アイスランド崩壊の衝撃
BusinessWeek
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20081016/174113/


1970年~80年代、主な国の産業は漁業だけだったアイスランドは、90年代に経済開放政策を積極的に進め、資本移動の自由化、銀行の民営化、クローナを固定相場から変動相場に移行し、金融立国を目指しました。世界的な金融緩和はアイスランドの経済成長のエンジンとなり、目覚ましい経済発展を遂げる要因となりました。金融機関は大口顧客から巨額の資金を集めて、国内不動産市場に進出し、英国とスカンジナビアを中心に外国の金融機関を買収し始めました。アイスランド政府は国内経済の過熱を抑えるために2006年に政策金利を10%まで引き上げました。この高金利の政策下でアイスランド大手3銀行の金融商品は、米国の超金融緩和と日本の超低金利により金の余った投資家達の格好の投資対象になりました。
こういった経緯でアイスランドの金融バブルは膨らんでいったのです。

アイスランド経済が急激に悪化したのは金融機関が外部金融に過度に依存していたからです。国外からの資金調達は全体の3分の2をこえていたそうです。サブプライムローン問題の浮上により金融市場への資金供給の細りが始まり、リーマンショック以降は欧州での銀行間取引は完全にストップ、これによってアイスランドの金融機関は資金を調達することができなくなってしまいました。さらに、高金利政策で海外から集まった預金者の逃げ足も早く、各金融機関は莫大な借金を抱えることになってしまいました。

アイスランドの大手3銀行(カウプシング銀行、ランズバンキ銀行、グリトニル銀行)の借金は国内総生産GDPの10倍以上にのぼると言われています。10月6日に国はすべての銀行を国有化することを発表。ゲイル・ハーデ首相は国民に向けたテレビ演説で、「最悪の場合、アイスランド経済が金融危機の波に襲われ、国家破綻する危険性が現実にある」と認めました。
アイスランドクローナは暴落し、借金の実質的な返済額は倍に膨れ上がっていると言われます。この先アイスランドは経済規模10%縮小、1%台だった失業率は8%まで上昇、インフレ率は20%にまで達するとの経済予測が立てられています。

まるで経済小説を読んでいるような感じがしましたが、これはアイスランドで現実に起こっていることなんですね。僕は今ちょうど村上龍の『愛と幻想のファシズム』を読んでいたのですごくタイムリーな話でした。今後この国がどういう道を辿っていくのか注目していきたいです。アイスランドにも独裁者が現れるんでしょうか笑

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