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世界の中心で、愛をさけぶ
世界の中心で、愛をさけぶ スタンダード・エディション [DVD] (2004/12/23) 大沢たかお柴咲コウ 商品詳細を見る 2004年社会現象を巻き起こした、奇跡の純愛映画。 監督は『GO』『きょうのできごと』の行定勲。 |
セカチューを見ました。激しく“今さら”なかんじですが(笑)
ちょうどセカチューが流行ったときに僕は高校生だったのですが、つまらなかったなあと思ったのを覚えています。。
今見れば見え方も変わるかなと思って見てみましたがやっぱりつまらなかった…
でも映画の作り方はうまいなあと感じました。監督がいいんですね。
大人になった朔太郎がテープを聴きながら昔の記憶とリンクしながら町を歩く感じがすごくいいと思いました。
雨の表現もよかったです。ガラスにたたきつける雨の影が写りこんでいて雰囲気がでていました。
まあでも話がつまらないからダメですね…
この手のラブストーリーは分かりやすさを追求するからつまらないんだと思いました。
もっと人間って醜いと思うんですよね。自分の恋人が白血病になったら、その現実から逃げたりするでしょう。そういうのがまったく描かれない。
あと説明的なセリフが多すぎます。生の人間ならそんな事言わないだろっていうのばっかりでした。
人間描写が乏しいから、感情移入できないし泣けない。だからすごくつまんない作品なんだなあと思いました。
分かりやすい作品だからすごく流行ったんですけどね…
“流行った”だけで、すぐに忘れられる。
ちなみに『世界の中心で、愛をさけぶ』というタイトルはエヴァンゲリオンからとったって知ってました?
最終話サブタイトル「世界の中心でアイを叫んだけもの」からの引用です。
エヴァは分かりづらい。でも、だから“流行った”だけでは終わらなかった。
だれもが理解しようとして、何度もエヴァを見たんです。
セカチューはエヴァに勝てなかったみたいですね
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