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自作PC(準備編)

自作PCを作ってみました!
構想3ヶ月。パーツ集めに3ヶ月。制作に1週間。
初めての自作だったので大変なことやトラブルは多々ありましたが無事に完成しました。
このエントリでは自作PC完成までの軌跡を記したいと思います。


①自作PCについての勉強

自作をしようと思っても何から手をつけていいのかよく分らないので、とりあえず本屋さんでそれらしい本を買ってきて、自作PCについて勉強することから始めました。



本屋さんに行けばかならずパソコン関係のコーナーがあるので、そこにたいてい置いてあります。とくにWinPCの本がお勧めです。写真が多いので初心者にも分かりやすく、なおかつある程度自作PCに詳しくなった人にも重宝する本が多いです。


②パーツ選び

これは自作PCをする上でもっとも重要なフェーズです。一度自作した人ならわかると思いますが、実際にパーツを組み立てる作業はそれほど難しいことではありません。買ったパーツを繋げていくだけなんです(やることは多いので大変ではありますが…)。それよりも、どこにどのパーツを使うかということを考えることが重要です。
自作PCの一番おもしろいところでもありますね。

以下に自作PCに必要なパーツと、選ぶ順番を書いてみます

1.CPU

2.マザーボード

3.メモリ、グラフィックスボード

4.各種ドライブ(ハードディスク、DVDドライブ等)

5.電源ユニット

6.ケース、その他(モニター、マウス、キーボード等)

これはCPUを中心に考えた選び方です。もちろん他の方法もあると思いますが、僕はこんな感じに選びました。

PCの性能を決めるもっとも重要な部分はCPUです。CPUのクロック(演算スピード)が高ければ高いほどタスクを速く処理できます。CPUが決まってくればマザーボードもだいたい絞られてきます。マザーボードはCPUの規格に合わせて設計されているので、Intel製のCPUかAMD製のCPUかで大きく分かれます。
ぼくはCPUにIntelのCore i7を選んだので、LGA1366という規格のマザーボードに絞られて、ずいぶん選びやすかったです。

次にメモリとグラフィックスボードをもってきたのは直接マザーボードに挿すからで、各種ドライブより先に選ぶ意味はとくにありません。でも、PCの性能を決める意味ではこの2つはとても重要です。
CPUのクロックが演算のスピードを決めると先ほど言いましたが、それに対してメモリの容量で一度に演算できる量が決まります。だからCPUのクロックが高いだけでは、一度に多くのタスクを処理しなければいけないときに役に立ちません。だからそれなりに容量のあるメモリを積まなければいけないのです。
グラフィックスボードはモニターへの出力時に意味を持ちます。3DCGを扱うソフトやゲームをする場合はそれなりのグラフィックスボードを積む必要があるし、きれいな映像を見たい場合にも同様のことが言えます。

ドライブはケースのベイ(ドライブの挿入口)の数によってもきまりますが、最低限HDD(ハードディスクドライブ)とDVDドライブは必要です。
HDDは今どんどん低価格化がすすんでいます。1TBで7,000円台の商品があるからびっくりですよね。
DVDドライブもバルク品(箱なしの商品)なら5,000円程度で買えますが、いまならBlu-rayドライブが買い時かもしれません。安いものなら読み書き対応で17,000円くらいで買えます。

パーツ選びで一番やっかいなのが電源ユニットかもしれません。
この段階でだいたいどんなパーツ構成で自作するか決まっていないと、全く見当もつけられません。
電源ユニットはそれぞれのパーツがどれくらい電力を消費するのかを考えた上で選ばなければいけないからです。
それなりにスペックの高いパーツで構成すれば、それだけ多くの電力を消費することになります。
しかし、初めて自作する僕にはなにがどれだけ電力を消費するかなんてまったくわからないので、とにかく本やらサイトやらで情報収集しまくりました。
が、実はいまだによくわかってません…。今積んでる電源ユニットがはたしてちゃんと機能しいるのやら(笑)

最後にケースを選びます。ケースはかっこいいのを選びましょう(笑)
一番目につく部分ですからね。そりゃかっこいいほうがいいにきまってます。
もちろん静穏性や通気性なども、ある程度考えなければいけません。ケースによってそれぞれ“売り”にしている部分が違うので、その辺もチェックしておくとより良いと思います。

最後に「その他」という項目でモニター、キーボード、マウスをまとめてしまいましたが、出力と入力の重要なインターフェースデバイスなので、これらがなければ自作PCは完成しません。
モニターやキーボードは意外と値段がするもので、ついつい安いものを選んでしまいがちですが、できるだけ高性能のものを買うことをお勧めします。

上の表にはあえて書きませんでしたが、OSを選ぶのも重要です。
OSとはWindows XPとかWindows Vistaとかのことです。ちなみに自作PCにMacはほとんどありません。Mac OS Xの場合自作のハードウェアにインストールするとライセンス違反になるからだそうです。Linuxはたぶんいけると思いますがあれはよくわかりません…
というわけで基本的にはWindowsです。WindowsのOSでXPにするかVistaにするかですが、未だにXPにこだわっている人もいますが、今買うならVistaで決まりだとおもいます。またVistaのグレードもいろいろありますが、Home Premiumで間違いないと思います。Vistaの特徴であるAeroが使えるし、ある程度のことはこれで充分です。
問題は32bit版にするか64bit版にするかということ。
これはぼくもかなり迷いました。32bit版ではメモリが4Gまでしか対応していませんが、64bit版ならそれ以上のメモリに対応できます(上限はグレードによって違う)。しかし、64bit版だと動かせないソフトがあるそうです…。結局ぼくは32bit版にしました。64bit版はもう少し普及してからにします。

それから、自作PCをするならOEM版という言葉を覚えておくと良いです。
OEM版はマイクロソフトが本来メーカーに出荷する商品のことで、自作ユーザーならどれかのパーツと一緒に購入することができます。OEM版はパッケージ版のほぼ半額で買えますが、マイクロソフトのサポートが受けられないというデメリットもあります。でもまあ、問題は自分で解決するのが自作PCですから、OEM版を選んでおいたほうが良いでしょう。


③パーツを購入する

パーツを選んだら購入です。
ちゃんと買うものを決めてから店に行くなり通販でたのむなりしましょう。いきあたりばったりでパーツを買っているとたいへんなことになりますよ(笑)

パーツの購入はとにかく情報戦です!
価格.comで調べるのは当然ですが、価格.comに登録されていないサイトで安いところもけっこうあるので自力で探しましょう。
それから、ネットの価格よりも秋葉原などで現地調達のほうが安いと思っていたほうがいいです。
ネット販売はどうしても送料がかかりまからね。しかも、アキバのパーツショップの価格競争は熾烈を極めています。とくに週末なんかに一気に値段が下がることが多くて、その辺が狙い目です。
幸い、アキバのパーツショップは1か所に集まっているので探しやすいと思います。
あとはこまめに価格をチェックすることも重要です。出たてのパーツは少し待てば安くなることが多いですし、○○製品キャンペーンとかをやっていて安く手に入る可能性もあります。

以下に安いパーツショップのURLを載せておきます

ドスパラ:http://www.dospara.co.jp/top/
クレバリー:http://www.clevery.co.jp/
T-ZONE:http://www.tzone.com/diy/index.jsp
ツクモ電機:http://shop.tsukumo.co.jp/
TWO TOP:http://www.twotop.co.jp/
Sofmap:http://www.sofmap.com/

ぼくはこの辺のショップに通いつめましたね。全部アキバの同じ場所に集まってるので、便利ですよ。
あとはネット販売で人気のあるのが

Faith:http://www.faith-go.co.jp/
パソコン工房:http://www.pc-koubou.jp/

とかだと思います。利用してみてください


さて
かなり長くなりましたが(汗)
準備編はここまでです。
つぎは組立編ということで、実際に自作PCができる過程を紹介していきたいとおもいます。

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Author:DTUUS
思いつきでふらふら、好きなことをして生きている学生です。
趣味:読書、芸術、建築、アニメ、ネット、スポーツ観戦、etc

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