天体逃避行記

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ハゲタカ

映画 ハゲタカ(2枚組) [DVD]映画 ハゲタカ(2枚組) [DVD]
(2010/01/15)
大森南朋玉山鉄二

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NHKで放送されていたTVドラマのほうは全部見ました。
映画は劇場では見れなかったのでDVD借りてきました。

NHKの本気はすごいと思うんですよ。
他の民放じゃ絶対にかないません。
ハゲタカはNHKのそういう意気込みが感じられるドラマでした。
とにかくおもしろいです。

ハゲタカと呼ばれる瀕死寸前の企業を買いたたくファンドビジネスの話です。
TVドラマのほうでは、瀕死の日本を買いたたく米資本のファンドという構図でしたが、今回はサブプライムローン問題後を描いているため、中国やドバイの潤沢な資金を使って日本の企業あるいはアメリカの証券会社を買収するという構図があって、妙にリアリティがありました。
ハゲタカがおもしろいのは、たんに価格の値動きだけに見える株や為替の世界を、登場人物たちの人間性やドラマを徹底して描くことによって、そこにリアリティや泥臭さを与えていることです。
いつか、原作の小説も読んでみたいですね。


こういう作品を見ると、いつも思うことがあります。

ぼくは搾取される側の人間にも支配される側の人間にもならない。
自らが搾取することや支配することには興味はないけど、金や権力に振り回される生き方は絶対にしたくない。
そういう既成の巨大なルールやシステムは抗うことのできないやっかいなものだけど、利用しようと思えばできないこともない。
足元をすくわれないように注意しながら、できるだけ流れに逆らわないように、うまく距離感を保ちながら、ルールやシステムは利用してやるべきだと思う。

ハゲタカは、ルールやシステムを利用した人の成功と失敗、ルールやシステムに利用された人たちの成功と失敗が全部描かれています。
すごくいろんなことを考えさせられる優れた作品です。

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ソラニン

ソラニン
映画「ソラニン」公式サイト


ソラニンの映画を見てきました。
原作は買って読んでいたので、見ようと思っていたのですが…
もう公開からだいぶたってしまいましたね^^;

映画の感想の前に…漫画の感想をまだ書いてなかったので、ここで書きます。
ぼくは正直、浅野いにおの漫画は好きじゃないです。
まず登場人物に共感できません。そもそも、ああいう物事を斜めに見てるような人たちがあんまり好きじゃない。
それから、真面目な台詞を笑いでごまかすような書き方も好きじゃありません。あれは表現する事からの逃げだと思います。
人の死をドラマチックに書くような表現も、同じ理由で好きじゃないですね。
結果的に、若者のリアリティを描いているように見せかけて本質的なことは何も描いていない薄っぺらな作品が浅野いにおには多いなと感じます。

でも、ソラニンはストーリーの展開がうまいと思うんですよ。
あの2巻っていう長さもちょうどいいです。
それから、芽衣子のモノローグがすごくいい。
心理描写がうまいし、センチメンタルな雰囲気があって、切なくていいです。
芽衣子は感受性豊な等身大の女の子として描かれていて、周り見えてないけど自分なりに一生懸命な感じで。。なんかかわいいですw
そういうのがあるから、ぼくは浅野いにおの作品のなかでもソラニンはいいなと思うんです。


そして、ここからが今日の映画の感想です。
結論から言うと、映画はすごく良かった!!

映像がとってもいいです!
綺麗だし、あの漫画ソラニンの独特な日常風景の描写が表現されていたと思います。
三木監督って調べてみたらPVの映像制作をずっとやっていた人なんですね。
音楽の入り方とかがすごく心地よかったです。
あと、やっぱり最後のライブのシーンは漫画も良かったですが、音と映像が入るとやっぱりいいですね。なんかいろんなことが伝わってきました。

そういえば、ぼくは一度だけ誘われてライブハウスに行ったことがあるんですよ。
ガールズバンドのギターボーカルをやっている女の子で、ライブをやるから見に来てほしいと誘ってくれて。彼女は本気でプロを目指してると言ってました。そのライブはすごく印象に残っています。
まず、演奏してる姿が普段の彼女からは想像もつかない感じだったことに驚きました。それからライブハウスの雰囲気とかあのでっかいスピーカーからの爆音と振動とか、スモークとかスポットライトとか…すべてが衝撃的でした。

芽衣子たちのライブシーンでふとそんなことを思い出しました。
映画ではさすがにそこまでのライブ感はでないですが、宮崎あおいの歌声がいいし、ライブハウスのあの雰囲気がよくでてるなと思いました。

あと、映画には漫画にあったギャグが削られてたのが良かったと思います。
そのぶん彼らの切実な思いみたいなのが伝わってくるように感じました。
切ない描写もとてもよくて、不覚にも涙が出てしまったところがいくつかありました。

まだ、けっこう多くの映画館で上映中なので、興味がある方は是非。

しんぼる




見に行ってきました。
うーん…正直期待ハズレですね。
コントを作りたいのか、映画を作りたいのかイマイチはっきりしない。
すごく中途半端な作品です。この人は映画を見ないんでしょうか?

前半はすごくおもしろいんですよ。プロモーションCMでもおなじみの奇妙な部屋でおかっぱにパジャマ姿の松本人志が目を覚ます。一方、なぜかメキシコのある家族の日常が描かれる。
真っ白な壁に囲まれた部屋のイメージはすごくいいし、メキシコの映像はすごく綺麗だし、笑えるシーンがたくさんあって、おもしろいんですよ、前半は…
後半はあきらかに、その部屋やスイッチが何かのメタファーであることを匂わせる展開になり、映像的にも安っぽいCGとエフェクトで、かなりガッカリしました。

おそらくあの部屋とスイッチはPCや携帯電話のメタファーだと思います。
自分の知らないうちに、ボタン一つで世界と繋がり、まったく予測のつかないことが起きてしまうということを表現しようとしたんだと思います。
まあ違うかもしれませんが、何にしてもそれほどたいしたメッセージはないと思うし…たいしたメッセージを伝えられるほど大きい器をもった映画ではありません。

ただ、お笑い芸人が映画を撮るというのはすごくおもしろいと思うし可能性があると思うんですよ。
笑いをとるってすごく大変だし、スリリングだし。笑いをとることのプロフェッショナルが映画を撮るとどういう作品が生まれるのか、ということに純粋に興味があります。
だから今回の映画もかなり期待していたのに。。
あんまり壮大なストーリーでなくてもいいと思うんですよね…もっとバカらしいことで構わないから、おもしろい作品が見たいです。
松本人志はお笑いに関しては天才だと思っているので、もっといろいろやってほしいですね。

2046

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(2005/04/27)
トニー・レオン木村拓哉

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1960年代の後半、香港の古びたホテルに住むチャウ(トニー・レオン)は、それまで自分が接してきた女性たちとの思い出やこだわりを胸に、ある近未来SF小説『2046』を書き始めていく。それは、失われた愛を見つけることができるという“2046”へ向かう謎の列車の物語。2046から帰ってきた者はいないという。ただひとりの男(木村拓哉)を除いては。そして今、男は再び列車に乗り込んでいた…。


2046は僕が高校生のとき話題になった作品です。
木村拓哉が出演し、トニー・レオンやチャン・ツィイーやフェイ・ウォンなどアジアのトップスターを集めた作品として、連日テレビでも紹介されていましたが…あんまり見てる人がいない印象なんですよね。。
ちょっと芸術指向の作品だから、あまり理解されなかったのかもしれません。
僕は当時、映画はあまり見ていなかったのですが「これは絶対おもしろい」と思ってすぐDVDを買いにいったのを覚えています。

とにかく美しいです。どのシーンを切り取っても絵になる。
そしてアジア的な美の追求が徹底されている。
湿っぽくて淡くて退廃的で…こういう美の感覚は欧米の文化にはないですよね。

ストーリーの構成もおもしろい。
現実と虚構がリンクしながら話が展開していく。
一つの愛が長くは続かない現実の世界と何も変わらずに過去の記憶だけがある2046の世界。
でもどちらの世界でも愛の本質は変わらない。

実はまだウォン・カーワイの作品はこれしか見たことがないので、他の作品も見て、彼の言う“愛”について考えてみたいと思います。

世界の中心で、愛をさけぶ

世界の中心で、愛をさけぶ スタンダード・エディション [DVD]世界の中心で、愛をさけぶ スタンダード・エディション [DVD]
(2004/12/23)
大沢たかお柴咲コウ

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2004年社会現象を巻き起こした、奇跡の純愛映画。
監督は『GO』『きょうのできごと』の行定勲。


セカチューを見ました。激しく“今さら”なかんじですが(笑)
ちょうどセカチューが流行ったときに僕は高校生だったのですが、つまらなかったなあと思ったのを覚えています。。
今見れば見え方も変わるかなと思って見てみましたがやっぱりつまらなかった…

でも映画の作り方はうまいなあと感じました。監督がいいんですね。
大人になった朔太郎がテープを聴きながら昔の記憶とリンクしながら町を歩く感じがすごくいいと思いました。
雨の表現もよかったです。ガラスにたたきつける雨の影が写りこんでいて雰囲気がでていました。

まあでも話がつまらないからダメですね…
この手のラブストーリーは分かりやすさを追求するからつまらないんだと思いました。
もっと人間って醜いと思うんですよね。自分の恋人が白血病になったら、その現実から逃げたりするでしょう。そういうのがまったく描かれない。
あと説明的なセリフが多すぎます。生の人間ならそんな事言わないだろっていうのばっかりでした。
人間描写が乏しいから、感情移入できないし泣けない。だからすごくつまんない作品なんだなあと思いました。

分かりやすい作品だからすごく流行ったんですけどね…
“流行った”だけで、すぐに忘れられる。

ちなみに『世界の中心で、愛をさけぶ』というタイトルはエヴァンゲリオンからとったって知ってました?
最終話サブタイトル「世界の中心でアイを叫んだけもの」からの引用です。

エヴァは分かりづらい。でも、だから“流行った”だけでは終わらなかった。
だれもが理解しようとして、何度もエヴァを見たんです。
セカチューはエヴァに勝てなかったみたいですね
EVANGELION STORE

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DTUUS

Author:DTUUS
思いつきでふらふら、好きなことをして生きている学生です。
趣味:読書、芸術、建築、アニメ、ネット、スポーツ観戦、etc

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